2015/4/3
- 糖尿病&抗糖化対応素材
コーンシルクエキスパウダーP
【糖尿病&抗糖化対応素材】コーンシルクエキスパウダーP(2/3)
- WISE Line(ワイスライン)
(ワイスライン)ブランドは浙江恵松製薬有限公司と松浦薬業株式会社のコラボ素材です。
WISEとは…《W=world wide、I=identity、S=satisfaction、E=earnestness》の意です。
- 糖尿病合併症はどうやって起こるの?
糖尿病合併症のメカニズム
- 糖尿病合併症メカニズム
1.過剰なグルコースは、通常の解糖系経路だけでは処理しきれず、ポリオール代謝経路を経て、アルドース還元酵素によってソルビトールへと変換されます。
2.ソルビトールが蓄積すると、細胞内の浸透圧を上昇させ、細胞内情報伝達を阻害します。また、アルドース還元酵素活性の上昇によって、補酵素である還元型ニコチンアミドジヌクレオチドリン酸(NADPH)が大量に消費されます。一酸化窒素(NO)合成酵素や還元型グルタチオン(GSH)産生酵素もNADPHを補酵素とするため、NADPHの減少はこれらの酵素の働きも阻害し、NOやGSHの合成が低下します。NO減少は血流障害に、GSH減少は酸化ストレスの亢進に関与すると考えられています。
3.ソルビトール脱水素酵素によってソルビトールから変換されたフルクトースは、グルコースと同様に糖化や酸化ストレスに関与します。
4.糖化とは、過剰な糖が酵素の触媒を介さずにタンパク質と結合してしまう現象で、非酵素的糖化ともいいます。このとき、血中のタンパク質、細胞成分、細胞間物質などが糖化されます。糖化タンパク質は細胞の構造や機能を障害するとともに、フリーラジカルを発生させ、さらに糖化タンパク質同士で架橋を形成し、不溶性の大分子である最終糖化生成物(advanced glycation end-products:AGEs)を作ります。
5.最終糖化生成物は血管内皮細胞やマクロファージなどの表面にあるAGE受容体に結合し、サイトカインや活性酸素の産生を刺激することにより、毛細血管を中心に生じる細小血管障害の進展に関与します。
【※1】3-デオキシグルコソン(3DG)・・・
タンパク質との反応性が高いため、増加により最終糖化生成物(AGEs)の生成を亢進させます。
→糖尿病合併症
【※2】ペントシジン(Pent)・・・
コラーゲンの異常架橋を形成し、骨や皮膚の弾力性を低下させます。
→骨の老化、皮膚老化
【※3】カルボキシメチルリジン(CML)…
非架橋性AGEsであり、CML化コラーゲンはヒト皮膚線維芽細胞に対し、細胞死(アポトーシス)を
引き起こすことが報告されています。
→皮膚老化
【※4】カルボキシメチルアルギニン(CMA)・・・
コラーゲン中に特異的に生成され、コラーゲンの糖化の指標として注目されています。
→皮膚老化
こうしたメカニズムによって糖尿病合併症が発症します。
それでは…
- 糖尿病合併症にはどのようなものがあるの?
こういった糖尿病(合併症)に有用な素材として『コーンシルクエキスパウダーP』をご提案させて頂きます。
- 糖尿病(合併症)対応素材
コーンシルクエキスパウダーP
松浦薬業では「コーンシルクエキスパウダーP」について、以下のエビデンスを取得しております。
◆Ⅱ型糖尿病モデルで血糖上昇抑制作用を確認
◆アルドース還元酵素阻害作用を確認
◆抗糖化作用を確認
コーンシルクエキスパウダーPのエビデンスをご要望の方はお問い合わせください。
また今回新知見として、抗糖化作用があることも確認いたしました。
まずは糖化とは?
『糖尿病(合併症)対応素材』で商品開発をお考えの開発者の皆様、マツウラの『コーンシルクエキスパウダーP』を是非ご利用ください。