2015/4/6
コーンシルクエキスパウダーP エビデンス
松浦薬業が実施した自社薬理エビデンスの一部をご紹介します。 詳しい内容は松浦薬業までお問い合わせください。
◆Ⅱ型糖尿病モデルで血糖上昇抑制作用を確認しています。
Ⅰ.Ⅱ型糖尿病モデルマウスにおける血糖上昇抑制作用(in vivo)
糖尿病治療における血糖コントロールの主目的は、合併症の発症予防と進展の抑制であり、血糖コントロールの良否が今後に大きく影響します。
Ⅱ型糖尿病モデルマウス(KK-Ayマウス)を用いて、血糖値に対する作用を検討しました。
結果
- 血糖上昇抑制作用グラフ
マウスに5%コーンシルクエキスパウダーP混合食を自由摂取させたところ、摂取開始4週間後より、対照群と比較して統計学的に有意な血糖値の低下が認められました。
◆新知見!
ヒト血清アルブミン・グルコース反応系における抗糖化作用を確認しています。
Ⅱ.抗糖化作用(in vitro)
糖尿病合併症治療薬アミノグアニジン(国内未承認)の有効性が確認できている実験である、ペントシジン【Pent】、3-デオキシグルコソン【3DG】、カルボキシメチルリジン【CML】を指標としたヒト血清アルブミン・グルコース反応系(IC50値:Pent 604.5μg/mL、3DG 257.8μg/mL、CML 157.6 μg/mL)を用いて、コーンシルクエキスパウダーPの抗糖化作用を検討しました。
ヒト血清アルブミン・グルコース反応系における抗糖化作用
濃度依存的な抗糖化作用を示し、IC50値は反応終濃度で、それぞれの指標に対してペントシジン【Pent】34.2μg/mL、3-デオキシグルコソン【3DG】84.1μg/mL、カルボキシメチルリジン【CML】34.3μg/mLでした。
以上より、コーンシルクエキスパウダーPはヒト血清アルブミン・グルコース反応系において抗糖化作用を有することが確認されました。
- ヒト血清アルブミン・グルコース反応系における抗糖化作用グラフ
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