2016/9/5
荷葉エキス末 エビデンス
松浦薬業が実施した自社薬理エビデンスの一部をご紹介します。 詳しい内容は松浦薬業までお問い合わせください。
作用メカニズムの検討(in vitro)
抗肥満作用のメカニズム
◆α-アミラーゼ阻害作用
◆膵リパーゼ阻害作用 を確認しています。
1)糖吸収抑制作用
炭水化物消化酵素を用い、酵素阻害作用を検討したところ、膵アミラーゼ(α-アミラーゼ)に対して濃度依存的な阻害作用を示しました。
2)脂肪吸収抑制作用
脂質の消化酵素を用い、酵素阻害作用を検討したところ、膵リパーゼに対して濃度依存的な阻害作用を示しました。また、オリーブ油負荷ラットを用い、in vivoにおける血漿中TG値の上昇抑制作用を確認しています。
3)脂肪分解促進作用
3T3-L1脂肪細胞を用いて脂肪分解作用を検討しました。50、500μg/mLの濃度で濃度依存的な脂肪分解作用を示しました。この作用はβ‐アドレナリン受容体拮抗薬である(-)-propranololの併用で濃度依存的に減弱されたことから、作用機序はβ-アドレナリン受容体刺激作用と考えられます。
4)脂肪燃焼促進作用
骨格筋細胞C2C12筋管細胞を用いてUCP3 mRNA発現に対する作用を検討しました。0.05、0.5μg/mLの濃度で熱産生タンパク質であるUCP3のmRNA発現を増強させたことから、UCP3のmRNA発現を介した脂肪燃焼作用を持つことが明らかになりました。
肥満モデルマウスに対する作用(in vivo)
高脂肪食負荷による肥満モデルマウスを用い、肥満に対する作用を検討しました。
【結果】
1)体重減少作用を確認
2)体脂肪減少作用を確認
(1)子宮傍脂肪組織重量増加に対する抑制作用
(2)肝臓中TG値上昇尾に対する抑制作用
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