2016/1/8

健康産業流通新聞「スーパーフード特集」に『パフィアエキスパウダー』記事が掲載されました。

健康産業流通新聞(2016年1月8日号)より抜粋

パフィア
コラーゲン合成など美肌で訴求/松浦薬業

  南米では「全てに使える」という意味を持つパラトダとも呼ばれるパフィア。現地ではあらゆる病気に有効として伝承的に利用されてきた。また、現在では強壮アンチエイジング効果を期待して用いられている。栄養価も高く、ビタミンやミネラル類、アミノ酸を多く含むという。

  一方、日本国内では松浦薬業(株)が根から抽出した パフィアエキスパウダー 美肌作用を確認し、同作用で販路拡大を図る。

  同社は同パウダーのコラーゲン合成に対する作用を疑似老化モデルラットを用いて検証。パウダーを経口投与した結果、老化により低下した肉芽腫湿重量とコラーゲンの指標となるヒドロキシプロリン量が、用量依存的に有意に増加した。

  その作用機序についてコラーゲンを産生するヒト皮膚線維芽細胞で調べたところ、同パウダーは濃度依存的に細胞増殖を促進し、細胞から合成されるⅠ型プロコラーゲン量も増加させた。一方、コラーゲン分解酵素のコラゲナーゼ活性を濃度依存的に阻害した。

  体内におけるコラーゲン合成促進作用を確認する一方、松浦薬業はコラーゲンペプチドと併用した研究も実施。ヒト線維芽細胞に添加してその生細胞率を測定した試験では、併用群は両素材単独群に比べて生細胞率が上昇した

  また、同社はコラーゲンと同様に皮膚線維芽細胞で産生され、肌のハリや弾力性に関わるヒアルロン酸とエラスチンの産生促進作用も確認。ヒアルロン酸の産生促進作用についてはN‐アセチルグルコサミンとの併用でより効果が高まることも認めている。

  皮膚光老化に対する有効性もモデルマウスを用いて実証。UVB照射10週後の皮膚水分率の低下抑制、しわ面積の改善、表皮肥厚の抑制などの働きを確かめている。

  松浦薬業ではこれらの知見をもとに固形剤向けパフィアエキスパウダー液剤・ゼリー向け抽出液を提案。美白効果が期待できる同社の 紅景天エキス との組合せも推奨する。

お問い合わせ

ホームへ先頭へ前へ戻る