2015/08/06

日本流通産業新聞「エビデンス素材特集」に『筋骨草エキス末』記事が掲載されました。

日本流通産業新聞(2015年8月6日・13日合併号)より抜粋

『筋骨草エキス末』
抗ロコモ素材として注目|松浦薬業

 ロコモティブシンドローム(運動器症候群)への対応が求められる中、抗ロコモ素材として注目を集めているのが「筋骨草エキス末」だ。動物試験では、変形性関節症や骨粗しょう症に対する有効性を確認している。漢方素材の輸入・抽出・製剤化・包装までを一貫して行う松浦薬業(本社愛知県、松永忠功社長、電052-883-5151)が提案している。

 筋骨草は、シソ科の植物。中国での古くからの呼び名である「筋骨草」を素材名として採用しており、最終製品のパッケージや広告に「筋骨草エキス配合」と表示できる
 ラットによる16日間の投与試験で、関節炎に対する有効性を確認している。同試験では、関節炎モデルラットに、体重1㌔㌘あたり0・1㌘の筋骨草エキス末を投与した(筋骨草投与群)。その結果、筋骨草投与群は、10倍量のグルコサミンを投与した群よりも、強い浮腫率の抑制作用を示すことがわかった。筋骨草エキス末とグルコサミンを併用した群では、各単独投与群よりも作用が増強され、浮腫率が有意に抑制された。グルコサミンとの併用効果が示された格好だ。

 他の試験結果なども踏まえ、同社では「筋骨草エキス末は関節腫脹を改善することによって痛みを緩和していると考えられる」としている。さらに、「その結果、活動量などの全身状態の改善も期待できることが示唆された」ともしており、痛みの緩和がさまざまな波及効果を生むことにも期待を寄せている。

 骨粗しょう症に対する有効性は、卵巣摘出による骨粗しょう症モデルマウスで調べた。一般的に、卵巣を摘出すると、大腿骨の「重量」「水分含量」「灰分量」「カルシウム含量」「コラーゲン含量」が著しく低下することが知られている。筋骨草エキス末は各数値の低下を有意に抑制することが確認された。筋骨草エキス末の用量を増やすほど抑制効果は高まった。

 骨粗しょう症への有効性は、大豆イソフラボンとの併用試験でも確認している。同素材と大豆イソフラボンを同時に投与したところ、大豆イソフラボンを単独で2倍量与えた場合と同等もしくはそれ以上の作用を発揮することが確認された。筋骨草エキス末を併用することによって、大豆イソフラボンの摂取量を減らせる可能性が示唆された

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筋骨草エキス末エビデンス
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電話番号 052-883-5151
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