2014/08/07
日本流通産業新聞に『筋骨草エキス末』記事が掲載されました。
日本流通産業新聞(2014年8月7日、14日合併号)より抜粋
「筋骨草エキス末」
関節痛対応素材として提案 松浦薬業
漢方薬の輸入・抽出・製剤・最終製品化までを一手に行う松浦薬業は、関節痛や骨粗しょう症などに対応する素材として、「筋骨草エキス末」を提案している。変形性関節症や骨粗しょう症に対する有効性が試験で確かめられており、名前のユニークさも手伝って、抗ロコモティブシンドローム(運動器症候群)素材として注目が集まっている。最終製品のパッケージや広告に「筋骨草エキス配合」と表示することも可能だ。
筋骨草は、キランソウとも呼ばれるシソ科の植物。中国で古くから呼ばれることがあった「筋骨草」という名前を採用している。
関節炎に対する有効性は、関節炎モデルラットによる試験で確かめている。体重1キログラムあたり0.1グラムの筋骨草エキス末を投与した群は、同1グラムのグルコサミンを投与した群よりも強い浮腫率の抑制傾向を示した。筋骨草エキス末とグルコサミンを併用した群では、各単独投与群よりも作用が増強され、有意な浮腫率抑制作用が確認された。
関節炎に対する有効性を示すほかの試験結果なども踏まえ、同社では「筋骨草エキス末は関節腫脹を改善することによって痛みを緩和していると考えられ、その結果、活動量などの全身症状の改善も期待できることが示唆された」と結論づけている。
ラットによる試験ではコラーゲンの合成促進作用も確かめている。
骨粗しょう症についての有効性は、卵巣摘出による骨粗しょう症モデルマウスで調べた。卵巣摘出による大腿骨の「重量」「水分含量」「灰分量」「カルシウム含量」「コラーゲン含量」の著しい低下を、筋骨草エキス末が有意に抑制することが確認された。筋骨草エキス末の用量を増すほど抑制効果は高まった。
大豆イソフラボンとの併用では、大豆イソフラボンを単独で2倍量与えた場合と同等もしくはそれ以上の作用を発揮することが確認された。筋骨草エキス末を併用することで、大豆イソフラボンの服用量を抑えることができる可能性が示唆された。
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