健康産業新聞に『筋骨草エキス末』記事が掲載されました。

健康産業新聞（2014年4月9日号）より抜粋

　グルコサミンとの相乗効果から好調に採用が進むのが松浦薬業㈱（名古屋市昭和区）の展開する植物原料『筋骨草エキス』だ。筋骨草は、主に東南アジアに分布するシソ科の植物。そのエキスは「骨や関節の重要な成分であるコラーゲンの体内での合成を促進し、骨の強度や関節の滑らかさを高めるなど、植物の名前からも連想されるように、関節、骨にとって重要な働きをする」という。
　機能性研究では、これまでに、関節疾患に対する有効性（第24回和漢医薬学会）や、グルコサミンとの相乗効果などを学術誌に発表している。グルコサミンとの併用では、関節炎の重症化の遅延と左後肢足蹠浮腫率増大の抑制作用の増強などを確認している。
　また、骨粗しょう症に対する有効性（第60回日本栄養・食糧学会）も確認している。骨粗しょう症モデルマウスを用いた骨代謝異常に対する作用を検討。『筋骨草エキス末』は、プラセボ群と比較して大腿骨重量、大腿骨水分含量、大腿骨灰分量、大腿骨カルシウム含量、大腿骨コラーゲン含量が有意かつ、用量依存的にその低下を抑制した。さらに同エキス末と「大豆イソフラボン」併用群は、各単独投与と比較して作用の増強を確認。研究班らは「併用によって服用量を抑えることが可能である」としている。
　同社ではこうしたエビデンスを活かし、グルコサミンに筋骨草エキス、フカヒレエキス、ドロマイトなどを配合した末端製品『快歩楽（かいほらく）』を関連会社から販売。原料提案の際のサンプルとしても活用する。
　同社では、「筋骨草は体感性が高く、サンプル配布でも反応が非常に良い。天然植物由来の絽子も対応素材としても広めていきたい」と意気込む。

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