2016/02/25

日本流通産業新聞「関節痛・関節炎対応特集」に『筋骨草エキス末』記事が掲載されました。

日本流通産業新聞(2016年2月25日号)より抜粋

関節対応素材の健康食品素材・商材一覧

※上記一覧表赤枠内容
【社名】松浦薬業
【所在地】愛知県
【電話】052-883-5151
【素材名】「筋骨草エキス末」
【エビデンス】有効性:○ 安全性:○
【機能性表示の対象になるかの期待】対象になる可能性がある:○
【特徴】骨粗しょう症、関節炎への効果が期待できる。
    名前やユニークで、消費者にイメージが伝わりやすい


総合的なロコモ対応素材『筋骨草エキス』
骨粗しょう症への有効性も期待/松浦薬業

漢方素材の輸入・抽出・製剤化・包装までを一貫して行う松浦薬業(本社愛知県、松永忠功社長、電052-883-5151)は、グルコサミンとの併用効果が確認されている関節対応素材として「 筋骨草エキス末 」を提案している。変形性関節症に対する有効性だけでなく、骨粗しょう症に対する有効性も期待できるとしており、総合的なロコモティブシンドローム(運動器症候群)対策素材として訴求している。
 筋骨草は、シソ科の植物。中国での古くからの植物名である「筋骨草」を素材名として採用している。「筋骨草エキス配合」とパッケージや広告にうたうことも可能だ。

グルコサミンと併用した際に、相乗的な抗炎症効果が得られることは、関節炎モデルラットに対する16日間の投与試験で確認している。

同試験は、ラットを①関節炎モデルラットに体重1㌔㌘あたり0・1㌘の筋骨草エキス末を投与(筋骨草群)②同1㌘のグルコサミンを投与(グルコサミン群)③筋骨草エキス末とグルコサミンの両方を投与(筋骨草・グルコサミン併用群)④どちらも投与しない(対照群)⑤正常ラット(正常群)――の5群に分けて行った。

左後ろ脚の浮腫(腫れ)率を調べたところ、筋骨草群では、グルコサミン群よりも、浮腫率が抑制されることが分かった。

筋骨草・グルコサミン併用群においては、各単独投与群と比較してもさらに浮腫率が抑制され、対照群との間に有意差が認められた=グラフ参照。筋骨草エキス末とグルコサミンとの相乗効果が確認された格好だ。

同社ではメカニズムを考察する試験の結果なども踏まえ、「筋骨草エキス末は関節腫脹を改善することによって痛みを緩和していると考えられる」と結論付けている。

卵巣摘出による骨粗しょう症モデルマウスを使った動物試験では、骨粗しょう症に対する有効性が確認されている。

一般的に、卵巣を摘出すると、大腿骨の「重量」「水分含量」「灰分量」「カルシウム含量」「コラーゲン含量」が著しく低下することが分かっているが、筋骨草エキス末を投与すると、各数値の低下が有意に抑制されることが確認された。筋骨草エキス末の用量を増やすほど抑制効果が高まった。

同モデルマウスに、同素材と大豆イソフラボンを同時投与した試験では、大豆イソフラボンを単独で2倍量与えた場合と同等もしくはそれ以上の改善作用が確認された。筋骨草エキスの摂取によって大豆イソフラボンの量を減らせる可能性が示唆された。

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