健康産業流通新聞「ローヤルゼリー特集」に『ローヤルゼリーエキス』記事が掲載されました。

健康産業流通新聞（2017年5月25日号）より抜粋

松浦薬業㈱は医薬品・医薬部外品の液剤向けに販売してきたローヤルゼリー抽出物濃縮エキスの健康食品向けタイプをこのほど開発し、提案開始した。

同品は「エタノール抽出物だが、エタノール残存量が少ないのが特長」（岡本俊二取締役）。このため、製品に配合しやすく、保管時には危険物対策が不要だという。また、濃縮タイプのため生ローヤルゼリーと比べて保管スペースが縮小でき、コスト削減もできる。

医薬品・医薬部外品向けでは、承認済み及び承認待ち製品に採用され、実績を積みつつある。同社はその点もアピールして、健康食品向けタイプでも販路拡大を図る。

このほか、同社では生ローヤルゼリーをαシクロデキストリンで包接した粉末の販売にも注力する。デセン酸の安定性向上をはじめ、加熱による褐変抑制、水への均一な分散などの物性を訴求し、顧客開拓を推進する。

同社ローヤルゼリーは中国の浙江省を中心に採乳され、乾燥物換算でデセン酸を４～８％含む日本薬局方の基準に適合したもの。