2017/7/24

健康産業新聞「二日酔い・飲酒対策」特集に『ケンポナシエキス』記事が掲載されました。

『健康産業新聞』2017年7月19日号30面『二日酔い・飲酒対策』特集内より転載

韓国で人気の天然ハーブ『ケンポナシ』
血中アルコール濃度低下作用を確認/松浦薬業

松浦薬業㈱(名古屋市昭和区)は、二日酔い対策素材ケンポナシエキス』を供給する。エキスの原料には多肉質な果柄(植物の果実と枝をつなぐ部分)のついた果実・種子を用いる。果柄は太くふくらみ、梨のような香りと甘みがあるので、食用にもされる。中国の薬物書には「嘔吐を止め、酒の毒を消す」と記され、薬としても長い歴史があるという。アジアNo.1の飲酒大国韓国ではお茶やドリンクなどのほか、肝機能改善を謳う韓国版トクホも流通するという。

同社が取り扱う原料は、ドリンク、ゼリーなどに適したペーストエキス(1日推奨量400㎎)と固形食品などに適したエキスパウダー(1日推奨量1,100㎎)の2種類。中国から輸入した原料を国内で加工している。

機能性研究では、自社による新たなエビデンスデータとして血中アルコール濃度低下作用を確認した。ケンポナシエキスをラットに経口投与し、その30分後に20%アルコールを1.5g/㎏となるように投与し、アルコール投与時を0分として経時的に血中アルコール濃度を測定した。その結果、ケンポナシエキスを前投与することにより、血中アルコール濃度が水のみを投与した場合と比較して有意に低下。アルコール代謝促進作用を有する可能性が示唆された。このほか、ヒト呼気中アルコール濃度低下作用、ヒトでの悪酔い(顔面紅潮、心拍数増加)軽減作用などのエビデンスデータも報告されている。

同社では、「ケンポナシは海外実績があり、体感性も高い。エビデンスデータをもとに、認知向上に努めたい」としており、“美味しいポスト『ウコン』素材”を切り口に提案を進めていく。

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