2011/03/01

荷葉の抗肥満作用(第2報)

第24回日本肥満学会(2004, 千葉)肥満研究, 9, Supplement, 179(2003)

 抗肥満作用のメカニズムを解明するため、さらに検討を行った。
 荷葉エキス末による UCP3 mRNA 発現増強作用は生体においても認められ、脂肪合成系に対しては影響を及ぼさなかった。通常、UCP3 mRNA 発現増強作用は熱産生亢進作用の指標となることから、荷葉エキス末は、熱産生亢進作用を有し、運動によるUCP3を介したエネルギー消費を亢進させることで抗肥満作用を示すことが示唆された。

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